海外での展開というものは難しいものです。

その土地での風習や常識、対人関係やコネの存在など、日本国内では考え付かないようなものが当たり前になっていたりします。

しかし一時期、人件費の関係で製造業が続々と中国に進出していました。

出来てしまい軌道に乗ってしまえばあとは利益を生むだけなのですが、その後の展開を見据えて撤退を考える企業も増えています。

撤退と言ってもあったものがなくなるのですから補償問題にもなり、単にさようならとは行かないのが難しいところで、おそらく進出時には考えてもいなかった費用も時間も掛かり、トラブルにも繋がりやすいというデメリットがあるのです。

こうした時にはプロの力を借りるしかありません。

撤退するのにプロがいるのかという話ですが、います。

中国撤退コンサルタントとしては中国撤退コンサルタントの株式会社アウトバウンド・マネジメントがあり、適切なアドバイスを行ってくれます。

中国からの撤退に関しては法人登録の抹消から土地や建物の譲渡など、手続きだけでなく政府への働きかけなどが必要になる場合もあり、非常に多くの手数と時間を消費します。

おそらくここで中国進出を後悔する企業も多いのでしょうが、既に撤退を決めているのですから後の祭りでしょう。

それでもトラブルであったり慰謝料的な追加費用を取られないためにも、現地の方と風習に基づいて文句の出ない形で撤退しなければ、後に尾を引いてしまう事は理解しておくべきです。